2007携帯ゲームソフト爆死復活ランキング

携帯ゲームソフトの復活本数は非常に多いです。10万本以上のソフトが10本以上。5万本以上も凄い数です。
PSPソフトは10本。残りは全てDSソフトです。
いわゆる知識育英ソフトの復活本数が目立つのは確かなのですが、数えてみると16本しかありませんでした。実際に多数を占めるのは、原作付のキャラクターゲーム。たとえ初週爆死しても、復活できるから強いのですね。
またここでも据置きと同じく、サードパーティーのソフトの復活率が非常に高いです。


個別に見ていきます。トップを飾ったのは、初週5万本以下なのにハーフを越えてしまった「もっとえいご漬け」でした。2位はバグ騒ぎのあった家計のダイアリー。復活本数30万本を超える見事な復活です。「世界樹の迷宮」も発売後に口コミで販売が伸びたたため、31位にランクイン。デスノートやネプリーグといった爆死したソフトも5万本を超える復活本数で、見事な結果を残しています。他には任天堂RPG「アルカイックシールドヒート」がきっちり復活して、10万本に迫る本数を出しました。

さらに1万本を切るスーパー爆死の「絶対音感オトダマスター」「クッキングママ2」「脳内エステIQサプリ2」なども驚異の復活を果たしました。
サードパーティーにとっても、10万本ヒットならちゃんと計算できるのが今のDS市場と言えるでしょう。

PSPは「実況パワフルプロ野球ポータブル2」「GTAリバティシティ」の復活本数が10万本に迫るのは見事ですが、初代FFのリメイクが復活しても累計10万本、FF2のリメイクが復活しても累計7万本というのは、スクウェアエニックスにしてみると、不満なのではないでしょうか?

結論として今のDSはかつてのPS市場のように、極めて安定した市場になっています。2007〜2009年頃までは、日本ゲーム界を支える大切な土台としての役割を果たすでしょう。