Wiiの真の性能とは?

友人に頼んでおいたWiiの性能解析がようやく上がってきました。
研究室の機材を暇なときにチクチク使用して、できあがった集大成です。
とはいえ、今更感もなきにしもあらず……。まぁ、せっかく調べていただいたのでご覧あれ。

Wii
CPU 729MHz L1-Inst32KB Data32KB L2-256KB FSB-243MHz
GPU 243MHz eDRAM-2MB GDDR3-64MB
テクスチャキャッシュeDRAM-1MB テクスチャユニット-16 ピクセルPipelines-8
メモリ24MB- 486MHz
   64MB-700MHz
    3MB-512MHz
Latency 10ns

ただしCPUを直接動かすと、972MHzで動作したとか。可変速度対応なので最高972MHzも正しいとのこと。
ファームアップで稼動させることが可能なのかもしれませんね。

比較対象として旧Xboxの性能も書き出します。
Xbox
CPU 733MHz L1-32KB L2-128KB FSB-133MHz
GPU 233MHz メモリ共有
テクスチャキャッシュ-メモリ共有 テクスチャユニット-8 ピクセルPipelines-4
メモリ64MB-400MHz
Latency 30ns

細かく見ると、CPUのL1L2キャッシュメモリや、GPUのテクスチャユニットやパイプライン数。さらにメモリの速度やLatency(レイテンシー:CPUの待機時間)など、細かいスペックはWiiが全て上です。
まぁ時期的に後から発売されてますから当然とは言え、性能的に旧XboxWiiを比較したら、「Wiiの方が性能が上である」と言えるのではないでしょうか?