PS3にPS2の互換機能は100%つかないとSCEAハードウェアマーケティング担当者が断言

中国からのパッケージリークによって噂が本格化したPS3新型が正式発表されました。

「スリムになった新型PS3?中国から若干怪しい謎のリーク写真が登場」2009/05/16
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090516_slim_ps3/

ロゴの変更などから、精巧に出来た偽画像との情報もありましたが、改めて確認するとネジ位置まで同じの真情報だったことがわかります。
薄くなった上に、1万円落ちた戦略価格で話題となったPS3。そんなPS3に湧き上がっては、何度も消えるもう1つの噂、PS2の互換機能に関する決定的な情報が流れました。

PS3PS2の互換機能は付きません!」
SCEAハードウェアマーケティング担当者John Koller氏は「復活しない、ここではっきりさせたい」と述べ、その理由として「PS2互換はそんなに購入理由として大きなものではない」としている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4308921/

この情報によると、SCEAハードウェアマーケティング担当者John Koller氏が直接答える形で、PS2の互換機能搭載を完全否定したとのこと。
まぁ確かに発売からもうすぐ3年になろうかという時に、今期のハード戦争の趨勢も見えてきた状況でPS2の互換機能を搭載するのは難しいのはわかります。
今回のJohn Koller氏で、その可能性を両断されてしまったわけですが、次のPS4の段階でダウンロードサービスとして復活する可能性はありそうです。Wiiバーチャルコンソールのような形なら、単に互換機能を付けるより商売になりますしね。
ただ、それでも1億台も売ったPS2の資産は、それだけで他社ハードに無いアドバンテージでした。だからこそ、今まで何度も互換機能の噂が立ってきたのです。
もしエミュレーションという意味でもPS3で復活できないという意味なら、PS2のEEの特殊性もさることながら、PS3の開発しにくい性能にも原因の一端があったのかもしれません。

「作りたかったゲームと違うのは「PS3開発での技術的な問題」のせい!?」
いくつかの障害にぶち当たって、そのためにゲームがちゃんと動くようにするのに時間がかかったんだ。だからゲーム自体をきちんとデザインするための時間が無かったんだよ。
我々はPS3ではアメージングなことが出来るということを知っています。そしてまだ誰もこのプラットフォームの力を出し切ってはいないのです。しかし私はCryEngineは我々がベストを出すための先陣を切るにはもってこいだと思っています。
http://www.kotaku.jp/2009/08/haze_ps3.html

未だにこんな言葉が開発者から出てくるほど、難解なハードであるPS3。次のPS4でCELLを搭載するのかに注目しています。