舞台はお年玉商戦へ

年が明け、商戦も後半戦です。三が日は店が閉まっているところも多いので、来週の方がお年玉商戦の成否がわかります。
ソフトの販売本数に着目しますと、FF13が急速に失速。12万本に届かずに終わりました。

「週間ハードセルスルーランキング」(2009年12月28日〜2010年1月3日)メディアクリエイト
1 Wii New スーパーマリオブラザーズ Wii ACT 任天堂 091203 5,800円 268,212
2 DS トモダチコレクション ETC 任天堂 090618 3,800円 185,502
3 DS ゼルダの伝説 大地の汽笛 ADV 任天堂 091223 4,800円 126,303
4 PS3 ファイナルファンタジーXIII(同梱版含む) RPG スクウェア・エニックス 091217 9,240円 111,705
5 Wii Wiiフィット プラス(同梱版含む) ETC 任天堂 091001 2,000円 105,427
6 DS ポケットモンスター ハートゴールドソウルシルバー RPG ポケモン 090912 4,800円 74,658
7 DS イナズマイレブン2 〜脅威の侵略者〜 ファイア/ブリザード RPG レベルファイブ 091001 4,980円 68,769
8 Wii Wiiスポーツ リゾート SPT 任天堂 090625 4,800円 67,867
9 PSP ファンタシースターポータブル2 RPG セガ 091203 5,040円 44,334
10 DS レイトン教授と魔神の笛 ADV レベルファイブ 091126 5,040円 43,254

そしてそのFFの上を行ったのが、任天堂の3本。マリオ、ゼルダの2強にトモコレというラインナップです。
ここはやはりトモコレの突出具合が目立ちますよね。とにかく全く勢いが落ちません。このソフトが2009年6月発売だったなんて信じられるでしょうか?
お年玉商戦は、いわゆるお年玉世代。小学生から高校生までの、ゲーム人口を支える主力の世代が、どのソフトを買うか占う重要な期間です。
FF13は、この世代の興味を引き付けられないと、今後のシリーズ売上に響いてしまいます。このままで、来週数字を伸ばせるのかちょっと心配です。

ハードウェアの方は、PS3がなんとか踏ん張りました。このまま勢いを維持できれば、今後の展開に非常に楽になります。でも難しいでしょうね。お年玉商戦は、本来本体を買う商戦ではありませんから。お年玉世代がどの程度PS3本体を買うのか、興味深いですね。

機種 10月5週 11月1週 2週 3週 4週 12月1週 2週 3週 4週 5週
PS3 36,061 48,925 38,498 34,752 46,558 57,782 75,086 237,086 110,519 114,368
Wii 28,888 31,810 26,764 32,844 46,673 106,555 135,898 191,915 215,129 163,855
Xbox360 6,047 4,679 4,124 4,085 3,685 5,314 10,646 8,965 6,489 6,878
PS2 1,966 2,066 2,031 2,024 2,057 2,277 2,463 2,982 3,747 4,023
DSi 37,517 37,421 33,749 32,070 37,021 51,635 68,184 95,227 113,984 92,461
DSll - - - 100,553 67,243 53,791 58,006 75,241 81,430 70,643
PSP 34,911 33,784 38,770 32,752 38,839 67,880 71,885 79,194 105,801 132,911
PSPgo 29,109 13,992 6,427 4,574 3,809 3,412 3,077 3,260 4,192 3,903