3DSの液晶が、シャープ製視差バリア方式と判明
テクニカルライター西川善司氏のホームページで、氏が12月14日に行った講演「最新3Dエンターテインメント技術の動向とその可能性」の資料が閲覧できます。
そこで、3DSの様々な情報が公開されました。
その一つが3DSに使用された液晶画面です。
シャープ製のアクティブ視差バリア方式のディスプレイを採用
上画面のみ立体視に対応
800×240ドット(400LR×240ドット)
3Dカメラを内蔵
立体写真を撮影して閲覧、シェアも可能
GPUに日本メーカー製を採用
DMP PICA200
Wiiよりも高度なグラフィックス表現が可能
任天堂DSとの互換性あり
2011年2月26日発売
予価25,000円
やはりシャープ製でしたね。視差バリア方式ですと、横800ドットを使用して高精細な2D画像も出力できそうです。3D以外の様々なソフトが出てくるでしょう。
いよいよ日本も年末商戦に突入します。
例年、ゲーム業界は任天堂が覇者となる結果が出ており、今年もその地位に揺るぎは無いものと考えられます。
そんな中、まず飛び出したのは、ハンターズパックも発売されたPSPです。今回モンハンを買う層は、既に2Gなどをプレイ済みの既存ユーザーだと思っていましたが、そこからさらに15万台越えを果たすとは凄いの一言しかありません。
もっともDSiとDSiLLに分かれてカウントされているDS陣営も、両方を足せば10万台越えと、その人気の健在さは大したもんだと言えます。
機種 | 12月2週 |
---|---|
PS3 | 41,882 |
Wii | 79,424 |
Xbox360 | 3,695 |
PS2 | 2,054 |
DSi | 55,993 |
DSiLL | 59,709 |
PSP | 158,029 |
PSPgo | 1,904 |
http://www.m-create.com/ranking/
一方据置ゲーム機は、Wiiが8万台弱と例年通りの強さを見せ付けました。PS3には発売されたモーションコントローラMOVEの影響で4万台を超える結果を出しています。キネクトのXbox360は海外の健闘ぶりとは対照的に、いつもの低空飛行から脱していません。日本の市場は、とことんXbox360に厳しい市場ですね。PS2とPSPgoは全くの空気。PS2はソフトの販売実績も海外含めてドンドン下がっており、2011年での復活はありえないでしょう。
PSP2の噂が浮かんでは消える携帯ゲーム機の動向は、2011年2月に発売される3DSで、また新たな波がやってきます。PSPgoで切り開けなかった新たなアプローチがいつ示されるのか、噂ではない公式情報が欲しいですね。