狛江市、おトイレマップを公開

東日本大震災の時、帰宅難民となった人たちは、沿道のコンビニやオフィスのトイレを使うために列を作ったりしました。狛江市では、こうした緊急時のトイレ開放はもちろん、日ごろからトイレを使えるよう企業などと連携し、「おトイレマップ」を公開しました。

「店や企業のトイレも掲載 狛江」
お年寄りや子ども連れが駆け込めるトイレの場所を記入した狛江市の「おトイレマップ」が好評だ。「トイレの憂い」なく安心して外出できる町にしよう、という市の呼びかけに、企業や店が無償でトイレを開放した。マップに載った「地域に開かれたトイレ」は、現在市内に70カ所を数える。
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001110060001

高齢化社会を迎え、狛江市でも65歳以上の狛江市民は5人に1人で約1万7千人に上ります。こうした人たちにとって、外出の障害はトイレが少ないこと。店のトイレを注文もせずに使用するのは抵抗があり、なかなか使用できません。今回狛江市では、A4の大きさのシールを「トイレ標識」として外に張り、一声掛ければ気軽にトイレを使用でいるようにしました。
狛江市全域に開放されたおトイレの数は70箇所以上。狛江市の以下のホームページから、PDFで確認することが出来ます。

「おトイレ安心ネットワーク事業について」
外出時のトイレに対する不安を解消するため、誰でも利用することのできる施設を紹介する、狛江市おトイレマップを作成いたしました。
 このおトイレマップに掲載させていただいた施設は、管理者の皆様の無償の提供によるものです。利用に際してはマナーを守り、施設の方に一言声をかけてからご利用ください。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/27,37942,127,html

この素晴らしい事業が、他の市や区にも広がっていって欲しいですね。