「ジューン・ブライド」に式なんかしない? 三十路男が知る結婚豆知識

筆者もついに結婚へ。毎週毎週様々なイベントがやってきます。
そんな中、結婚式の常識的知識とそのギャップにびっくりしたり、唖然としたり。悪戦苦闘から学んだ知識を披露します。

■「ジューン・ブライド」とは何か
遡ること1400年。ローマ神話に語源があることは、それなりに知っている方もいるでしょう。6月は「ジュピター」から取られており、そのジュピターの奥さんが、結婚生活の守護神「ユノ」。そこから6月に結婚すると幸せになれるとされています。
しかし、日本ではむしろ避けるのですね。
理由は簡単。梅雨です。海外、特にヨーロッパは温暖な気候の時期でもあり、結婚式に最適な月なんだそうです。でも日本では梅雨の真っ只中。しとしと雨が降る中で結婚式をしたいカップルはいないわけで、結果、むしろ6月は避けるそうです。
人気の季節は4〜5月の連休が多く、暖かい季節。9月下旬から11月ごろまでの紅葉と共に、温暖な季節なんだそうで。だから、欧米の「ジューン・ブライド」を必ずしも実践しないようです。
とはいえ、アメリカの犯罪ドラマ「ナンバーズ」第6シーズンで、主人公と結婚決めた「アニタ」というヒロインが、「ジューンブライドなんて冗談じゃない」なんて言っていたので、今では海外でも古臭い迷信と思われている向きもあるかもしれません。
 
■半年前ではもう遅い? 結婚日取りあれこれ
日本の1年の間で、結婚式に適した時期が、ほんのわずかであることが、理解いただけたかと思います。その結果、実は半年前に予約を入れても、もう遅いのですね。特に「休日」、「大安」といった好条件に式の日程を入れたい場合、一年近い余裕を見ないと間に合いません。私なんか半年切って動き出したので、全く予約を取れませんでした。
でも、その代わり、半年を切って日程を入れると、割引されます。予定を空白にするより、どんな形であれ仕事が入っていた方がいいということですね。また、「仏滅」は「仏滅割引」がつくようです。
自分に一番いい日程を入れるために余裕を見て予約するか、ぎりぎりの日程で割引を狙うか。いろいろ考えて選択肢を考える必要があるのです。