消費税の物価パンチ まだこれからが本番

4月1日に5%から8%に上がった消費税。上がったのはたったの3%です。
そのはずなのですが、食料品を中心に夏の悪天候もあり、店頭価格で10%ほど上がっているのはご存じの通りです。
なんでそんなことになるのか、と言うと、ガソリン代が上がり、運送費が上がり、冷蔵費が上がり、それら全ての中間費用が上がったうえに、店頭で3%上がっているからなんですね。
しかし、本当の消費税の影響は、まだまだこれからが本番であります。

「値上げ続々、免税拡大…10月1日から変わる暮らし 家計に重い負担」
10月1日から外食や航空運賃などの値上げが順次始まる。乳製品やコーヒー製品に続いて価格がアップする商品が増え、家計の負担は一段と重くなりそうだ。 1ドル=110円に迫る円安もあって当面は商品の値上げが続くとみられ、個人消費が弱まれば景気悪化につながる恐れもある。
http://biz-journal.jp/sankeibiz/?page=fbi20141001500

物を買う時だけではなく、保険料や年金の源泉徴収なども、10月1日から上がることになっています。これで景気に影響ないわけがありません。
日銀短観が大企業の景況感で改善したと大合唱してますが、あんな微々たる改善なんて、もう誤差の範囲です。
 
■消費税が必要なのは、誰なのか?
過去に消費税を上げて税収が上がったことはなく、短期的な現金が政府に入るだけです。
なぜ今、そんな現金が必要なのか?
アメリカやIMFが、日本の消費税導入を強烈に推進してましたから、彼らが使う現金を日本に出させるつもりなのかもしれません。
今、短期の現金が必要な場所や国はどこ? 
日本は何に巻き込まれようとしているのでしょうか?