<ラオスダム決壊>ラオス政府の怪しい選択の未来は
長らく追加情報の入っていなかったラオスダム決壊事故。その続報が入ってきました。
「Laos Dam Collapse Blamed on Substandard Construction」(2019-05-15)
(標準以下の建設が原因とされるラオス・ダム崩壊)
「韓国政府と調整中」
ラオス政府検査法人副議長は、政府が3月にレポートと行動方針を受け入れたことを確認しました。
「しかし韓国政府と、どんな情報を市民に公表しなければならないか、公表してはいけないかについて、交渉しているところであるので、今それを発表することができません」と、彼は言いました。
韓国との調整が終了した後、ラオス政府は公式に調査報告書を公表することになっていると、副議長は言いました。
しかし、レポートのすべての調査結果は、できるだけ速くリリースされなければなりません。
そして、タイに拠点を置くNGO「ラオス・ダム調査モニター」のプレムルディ=ダウロング氏 が言います。
「市民が情報を確かめることができて、問題を提起することができるようになる必要があります。この情報は、ラオス政府と韓国政府だけが、わかっていてはいけません」と付け加えました。
https://www.rfa.org/english/news/laos/collapse-05152019161026.html
もう3月に報告書は提出されていたんですね。
しかし、ラオス政府が韓国政府とどういう発表するか協議中で、そのままストップしていると。
なーんか、怪しいなぁ。
ラオス政府は、変な色気を出しているんじゃないでしょうね。いや、ラオス政府というか、一部の要人というか。どうも政府の動きが鈍いのが気になります。
新しいサドルダムが、失敗したダムから少し離れた場所に建設中で、新しい400メートルの長い構造のコンクリートで作られ、少なくとも10メートルの深さで固定されると付け加えた。
なんか、もう作り直してるらしい。
まぁ、また雨季が来ますから、そのままにしておく訳にはいかないと思いますけども。ちょっと記事には無いんですが、誰が建設しているんでしょうね。
ラオスは独裁政権で、実際のところ政府がやりたい放題の現状があります。でも「内々に処理して、ウマイ汁を吸おう」なんて発想は、韓国相手には悪手でしかありません。キチンと国際的に問題にしながら、圧力をかけていく方が、必ず良い形に動いていきます。これから先、ラオス政府に正しい選択ができるでしょうか。
報告が公開されるのか、かなり怪しくなってきましたが、続報に期待したいと思います。