<ワクチン接種>日韓ワクチン接種競争で、日本が追い抜く
韓国マスコミは長らく「日本の防疫対策は失敗」と報道してきました。もっとも最近は韓国政府自体がそういう認識であることが明らかになっています。
「「衰退する日本」 韓国文化体育観光部の宣伝物、外交欠礼の指摘受け修正」朝鮮日報(2021.07.15)
韓国文化体育観光部が「衰退する日本」という見出しでニュース形式の宣伝物を制作したところ、外交欠礼との指摘が出たため修正した。
日本はコロナ防疫失敗や景気低迷などの国力低下状態
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/15/2021071580123.html
大学教授の寄稿文からの引用ですが、この内容をそのまま韓国政府が運営する観光サイトに載せてしまったんですね。さすがに批判を受けて修正しましたが、「日本はコロナウイルスの防疫に失敗し、国内は騒乱状態一歩手前である」というのが、韓国マスコミで散々宣伝されてきた日本の姿です。
もちろん実際には淡々とワクチン接種は進んでおり、当ブログで紹介したように狛江市でも40歳台のワクチン接種が始まっています。
■1回目接種率で初めて韓国を日本が抜く
そんな中、ついにワクチンの1回目接種率で日本が韓国を抜きました。もっともワクチン累計接種回数や2回目接種人数、接種完了人口比率など指標はいくつもあり、いずれもとっくに日本が韓国を抜いていました。なのに、なぜか韓国マスコミで使用されるのは「コロナウイルス累計感染者数」と「1回目ワクチンの人口比率」だけなんですね。
そしてついに「1回目ワクチンの人口比率」で日本が韓国を抜いたわけです。
ただ、最近は抜かれる可能性に気づいていたのか、報道の比較記述が「ワクチン接種率G7最低の日本」に変わってきているんですが。
この抜かれた理由は、ひとえに韓国側のワクチン不足です。日本は本当に淡々と接種数を積み上げていたのですが、韓国は6月の中旬からワクチン不足に陥り、ピタリと数字が出なくなりました。
グラフにして見れば一目瞭然ですね。日本が綺麗な指数関数を描いているのに対して、韓国側はガタガタしていて、ワクチンの在庫に影響されているのがよくわかります。
もちろん本来ワクチン接種は競争ではありませんので、できる国ができる範囲でやればいいのですが、韓国マスコミは本当に毎日、毎日ワクチン接種率の画像を出して「日本はダメだ。韓国凄い」とやってたんですよ。
コロナ感染者数は韓国全体で、日本の東京にも及ばない人数です。が、日本もワクチン接種が進んで人口の7割に近づけば、感染率も落ちてくるはずです。デルタ(インド)株の蔓延が囁かれ始めた韓国では、文大統領の支持率に陰りが見られ、冒頭の強烈な反日も、そのせいかもしれません。
日本も他人事ではないので、韓国を他山の石としてワクチン接種を進めていきたいですね。