ディザスター「Disaster：Day of Crisis」クリアしました

いやぁ、クリアしましたよ、ディザスター。
凄く面白かったです。
最後に主人公がしみじみと「酷い一日だった……」と述懐するんですが、酷すぎでしょ！
どんな一日だよ！
タイムクライシスのようなガンアクションも面白かったですね。
特にスキルで「がらくた」というのがありまして、石とか空缶とか投げて攻撃できるようになるんです。スキルを上げていくと、そのうち「ぬいぐるみ」を投げて攻撃できるんですが、これが変。屈強なテロリストたちを、ぬいぐるみを投げて殲滅する主人公！　なんとシュールな光景なんでしょうか。
ただこちらが撃ったときに、テロリストが仰け反ったりしません。撃たれたら、行動ルーチンが切り替わり、物陰に隠れてから行動し直してくれたら、完璧だったですけど。
とにかく絶体絶命都市とは、かなり雰囲気が違ってまして、「テロリストに攫われた親友の妹を助ける」という主軸から主人公の目的がブレません。「災害（でも実は人災？）に遭う主人公（達）」という絶体絶命都市と、「同時多発に起きた災害を利用するテロリストと、それを追跡する主人公」のディザスターという行動目標の違いですね。「お前、核を追ってきたんじゃなく、女を追ってきたのか！」とテロリストに笑われるシーンが象徴的です。

また、PS2より格段にグラフィックが良くなったせいか、災害シーンの迫力が素晴らしかったです。と言うことは、PS3やXbox360などなら、もっと凄いシーンになったわけで、モノリスが任天堂のセカンドパーティーというのは、残念だなぁという気も。
そういう意味では、こういう迫力ある災害シーンのようなソフトがまだPS3やXbox360で出てないのは、まことに残念なことですね。
UBIソフトが開発中の「I am Alive」が、その第一弾になるのでしょうか。
http://www.gametrailers.com/player/usermovies/260603.html