PS3は終わるのか

6/22にセンセーショナルな記事が飛び込んできました。

ActivisionPS3を値下げしないならソニーのサポートを止めるかもしれない」」
ソニーは(PS3本体を)値下げすべきだ。そうしなければ本体のソフト装着率はさらに減少していくだろう。もし我々が現実的になるなら、ソニーを支援するのは止めるかもしれない。2010年や2011年のことを考えると、我々はPS3へのサポートを検討する必要がある。PSPもだ。
http://gs.inside-games.jp/news/192/19218.html

PS3の開発の難しさは以前から言及されてきましたが、ついに売上との折り合いがつかず撤退を検討することになったようです。
PS3のソフトについては最近にも以下のような記事が出るなど、ネガティブな話題が多かったですしね。

「解像度論争に終止符? Terminal RealityがPS3版『Ghostbusters』に関して声明を発表」
実際GhostbustersのPS3版はXbox 360版の75%の解像度で、Quincunx Antialiasingフィルタを使用している。したがって両者の解像度を揃えなければ直接スクリーンショットを比較する事が出来ない。またPS3Xbox 360に比べて利用できるRAMが少ないが、我々はフルサイズのテクスチャを4分の3に圧縮することでその問題をクリアした。
http://gs.inside-games.jp/news/192/19213.html

サードパーティーは基本的にハードの攻防に関係ありませんので、こういった結果を招くのかもしれません。
アクティビジョンの言葉も、ロイヤリティを安くして欲しいという駆け引きの姿勢もあるのではないかと。

Kotick氏は、PS3用タイトルの開発費用についても言及。Activisionソニーに対し昨年だけで5億ドル(およそ480億円)のロイヤリティーを支払っていたことを明らかにしたとのこと。

Wiiにはソフトを供給しないと断言していながら後に撤回したソフトメーカーもありますし、表面上の言葉に踊らされない方が良さそうです。
SCEはマルチソフトには期待せず、ユーザーが欲しいソフトを自分たちで供給した方が良さそうですね。