下北沢再開発について区長が再考を言及

「下北沢再開発 世田谷区長「秋から議論」」
賛成、反対派が対立する下北沢(世田谷区)の再開発に関するシンポジウムが二十八日に開かれ、四月に就任した保坂展人区長が初めて出席した。区長は「違う立場の人が一緒に話せる枠組みをつくりたい。秋以降加速して道筋をつけたい」と述べ、地下化工事中の小田急線の跡地利用素案の見直しをきっかけに、再開発計画の再考に着手する方針を示した。
 再開発計画では、小田急線の地下化に伴い、バスが乗り入れられる駅前広場や最大幅二十六メートルの道路を造る。入り組んだ路地に個性的な店が並ぶ下北沢らしさがなくなると反対派による訴訟も起きた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110829/CK2011082902000034.html

この当初予定されていた「最大幅26メートルの道路」というのは、現在小田急線が走っている場所を、丸ごと道路にしてロータリーを作ってしまおうという計画です。
反対派の意見は、「せっかく線路がなくなって、一体となる下北沢を再び分断するものだ」として反対していました。まぁ、確かに北側と南側では、発展にかなり差があって、商店街としては反対する意見もわかります。
ただ一方で、緊急車両用道路が少ないというシモキタのうねった細い道路の弊害もあったわけで、うまい落とし所が必要です。
今回世田谷区長が計画見直しと言及したのは、かなり今後の展開に響きそうです。