仕事しろ外務省! ワシントンポスト紙での日本批判は「慰安婦合意違反」だ

ぼーっとしてるんじゃない外務省!
と言いたくなる事件が起きています。この件を掴んだ瞬間、次官がすっ飛んで官邸に飛び込み、すぐさま駐日大使を呼び出す決定をもらって、遺憾の表明と共に真意の確認をしないといけない事案ですよ。

慰安婦問題「日本は謝罪すべき」 韓国大統領が米紙に語る」2017/6/21
韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は、米紙ワシントン・ポストのインタビューに応じ、慰安婦問題について「問題解決の核心は、日本が法的責任をとり、公式に謝罪すべきだ」と主張した。インタビューは、2017年6月20日(米国時間)付の電子版記事に掲載された。
https://www.j-cast.com/2017/06/21301210.html

一応、この後に「この問題で韓日関係の進展が妨げられてはならない」とフォローを入れているのですが、そもそも海外の全国紙のインタビューで日本批判すること自体が問題です。
 
■「慰安婦合意」違反の日本批判
慰安婦合意」をもう一度確認してみましょう。

(3)韓国政府は、今般日本政府の表明した措置が着実に実施されるとの前提で、日本政府と共に、今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難・批判することは控える。

「本問題について互いに非難・批判することは控える。」はっきり書いてありますね。
このインタビューの報道については、日本側の報道機関も呑気でして、読売新聞などもダメな報道をしているんですね。
 

慰安婦解決、韓国大統領「日本の法的責任必要」」2017年06月21日
大統領選の公約に掲げてきた日韓合意の「再交渉」にも触れず、文氏は、歴史問題と経済・文化交流を切り離す「ツー・トラック(二つの路線)外交」を目指し、冷え込んだ日韓関係の改善を図る意向とみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170621-OYT1T50059.html

はっきりと「再交渉」と言及しなければ、問題無いかのような報道をしてはいけません。それどころか、「告げ口外交復活! 合意を無視する行為!」ってしっかり指摘しなければダメですよ。朴前大統領のやり口と何が違うというんですか。
 
■何やってんの! 弾幕薄いよ外務省
外務省もとっとと駐日韓国大使を呼んで、「文大統領の行為は、合意違反だ。再交渉どころか破棄と変わらない」と叩き付けないと、どんどん「慰安婦合意」が有名無実化しますよ。韓国は日本に対して何をやっても損することはないと、なぜか信仰のような考え方を持っているんです。なぜなら国家間の約束事を破っても、特に報復がないから。逆に中国にはやりません。だって報復されるから。
国家間の約束事を破れば、報復される。そろそろ日本も普通の国の対応を、韓国に取りましょう。結局はそれが、他の様々な問題の解決になるのです。窃盗団が盗んだ仏像が、犯人が捕まっても帰ってこないなんて、普通の国家同士では起きないんですから。