任天堂が焦ってる? 極めて異例な新作発表

1/28に行われた任天堂業績発表会にて、続々と新ソフトのニュースが発表されました。

2010年春「ゼノブレイド
2010年夏 「METROID : Other M」
2010年発売「THE LAST STORY」(ラストストーリー)
http://www.inside-games.jp/article/2010/01/30/40150.html

この他「ポケットモンスター」シリーズ最新作が2010年発売予定と発表されました。
しかしこの発表は、極めて異例です。なにしろ場所は第3四半期の業績発表会。会場にいるのは証券会社など金融機関の人間ばかりです。本来こういう新作発表は、任天堂カンファレンスやE3など、ゲーム販売、流通関係者や報道関係者がいる場で行われてきました。
過去3年にわたり、秋に開催されてきた任天堂カンファレンスがスキップされ、年末商戦は「NEWスーパーマリオWii」に絞る戦略を取ったはずなのですが、ここでいきなりポンポン新情報を出したのは、いったい何が理由なのでしょうか?

Xbox特命課」とは?
日本のXbox360ファンのために創設された特別チーム。それがXbox特命課だ。
その最大の使命は、有力ゲームタイトルをXbox360に引っ張ってくること!
我々にしかない特殊能力で、ゲームの中に忍び込み、キャラクターたちに、Xbox360の素晴らしさ、未来について理解してもらい説得するのだ。
モンスター相手の交渉は大変だ。なにしろ言葉が通じないだから!
http://www.xbox.com/ja-JP/xbox360tokumeika/

最近でソフトの大きな話題と言うと、やはりXbox360で始まった「Xbox特命課」でしょう。
公式ホームページにもあるとおり、「有力ゲームタイトルを引っ張ってくること」という実に身も蓋もない戦略ですが、いきなり「モンスターハンターフロンティア」の移植を発表するなど、注目が集まっています。
おそらく引っ張ってくる予定のソフトには、売上が200万本を目の前に急ストップをかけてしまっているFF13が入っているのではないでしょうか?
他に考えられるのは「MGS4」や「戦場のヴァルキュリア」、「龍が如く」あたりが浮かびます。

が、しかしここまで書いてきてなんですが、任天堂が焦るには「他社ソフトを引っ張ってくる」というだけでは弱いですね。もっと何か知られざるビッグタイトルが飛び出すのかもしれません。発表をE3のある6月まで待てなかった原因がどこにあったのか、各陣営の動向に注目です。