任天堂が過去に携帯電話を開発。時同じくしてPSP2の最新情報

ヨーロッパの匿名情報としてですが、2000年ぐらいに任天堂が携帯電話の大手NOKIAと組んで、携帯電話を開発していたと言う情報が出てきました。

任天堂ノキアが携帯電話を共同開発 ― プロジェクトは中止に」
海外メディアPocketGamerが伝えるところによりますと、2000年代初頭に任天堂ノキアは共同で携帯電話を開発していたとのことです。
匿名の情報筋が明かすには、開発本部は日本にあり十分な成果を上げていたそうです。しかし、任天堂の理事会から中止命令が下されたことでプロジェクトは解消されたとされています。
この時期、ノキアはゲーム機能を持つ携帯電話であるN-Gageを、任天堂ニンテンドーDSをそれぞれ開発していたともいわれています。
http://www.inside-games.jp/article/2010/08/12/43738.html

さて、この情報おそらく真実です。と言うのもこの時期、任天堂より携帯電話の特許申請が行われているからです。

任天堂のゲーム携帯特許」

Google Patentsにて、また面白そうな特許が発掘されました。"Electronic apparatus having game and telephone functions"(ゲームと電話機能を持った電子器具)と題されたもので、図表はそのままゲーム携帯電話のもの。
アブストラクトによると、ゲーム用CPUと電話用CPUを備えたデバイスで、プレイ中に着信したときの割り込みの処理方法などについて記述しているようです。
http://japanese.engadget.com/2007/02/06/nintendo-game-phone-patent/

出願は2001年11月、取得は2006年6月です。時期的に見て、これがNOKIAと開発していた携帯電話であることは間違いないと思います。
ちゃんと十時キーや、A、Bボタンがある携帯電話ですね。
この携帯電話は、今のDSのために開発中止になったそうですが、特許は既に取得済みなので発売しようと思えば、大して時間を掛けずに発売できるのではないでしょうか? iPhoneの成功を見ますと、任天堂フォンもちょっと見てみたい気がします。
さて、E3でスキップされてしまったPSP2ですが、スマートフォン化で発売と言う続報が出てきました。

ソニエリAndroid 3.0 採用のXperia / PS ゲーム携帯を開発中」
画面は3.7から4.1インチで800 x 480 またはそれ以上のタッチスクリーン。ゲームの操作は方向キーと△○×□ ボタン、LRボタンのほか、アナログ操作にはPSP的なスティックのかわりに「long touch pad」を使用します。プロセッサはおそらく1GHz 駆動のSnapdragon。未確定ながら5メガピクセルカメラを載せる可能性もあります。外見は黒を基調にシルバーのアクセントと、スライドして現れるゲームボタン部分がホワイト / シルバーの配色。現時点ではソニエリXperia ブランドと、PlayStation ブランドの両方を備えることになる見込みです。
http://japanese.engadget.com/2010/08/11/android-3-0-xperia-ps/

物凄く無難なスペックのスマートフォンです。Androidは世界的にも日本的にも、かなり低空飛行を続けており、このPSphoneの登場は非常に需要が喚起されると思われます。言ってみれば、ブルーレイとHD DVDがビデオデッキ市場で競い合って、PS3の台数が大きな影響力を与えた形と似てるわけですね。
いよいよ8月16日(現地時間)Gamescom 2010がドイツで開催されます。PSP2の新情報が出るといいですね。